下鼻甲介切除術(粘膜下下甲介骨切除術)・後鼻神経切断術・レーザー治療などをすべて受けた経験者の体験談(アレルギー性鼻炎)
皆さん!こんにちは!!
どうも、最近ブログを始めたテアトルです。☺
今回は日本国民の大多数が苦しんでいるというアレルギー性鼻炎について
そして、それらの症状緩和に対する手術の数々を経験してきた者の一人として
正直な感想を書いていきたいと思うので、もし鼻水鼻づまりがひどくてこれから
手術を受けようか迷ってる人達にぜひ読んでいただきたいと思います❕❕
まず初めにアレルギー性鼻炎について。
一年を通してずっと悩まされるこのアレルギー性鼻炎。。症状の重度については
個人差があり、この病気が発症される根本が個人の体質のよるもので発症してしまうと
完治することが困難(ほぼ無理)という史上最強に最悪なものです。
ブログ主も生まれて間もなくアトピー性皮膚炎を起こし、生後2年たった時に
鼻水が急に出てきて止まらなくなり、同時にその影響で鼻水が目のほうに上がっていき炎症を起こして目が一時開かなくなってそこから目のかゆみを覚えて、病院に行くと
アレルギー性鼻炎とアレルギー性結膜炎を同時に発症しており、この日から地獄のアレルギーライフを歩むことになりました、、かなり症状が重かったみたいで今も現在進行形でアレルギー達とは友達です😿
まぁ、この地獄の症状はこれを見ている方にはわかると思いますが一応コピペしますと
↓
{くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの症状を引き起こすアレルギー性の鼻の病気です。 喘息やアトピー性皮膚炎などアレルギー素因のある人に起こりやすいと言われています。 アレルギー性鼻炎は、一年中症状のある通年性アレルギーと、ある時期だけ症状のある季節性アレルギーに分けられます。 その季節性アレルギーの代表格がスギ花粉症なのです。}
。。
(´;ω;`)。。。
(わかるひとにはわかると思うが本当につらい。。)
カラオケに行っても鼻水のせいで気持ちよく歌えなかったり、さらさらな鼻水だと、どんだけ踏ん張っても永遠に垂れ続けて大事なテストや仕事中にも集中できない。。
しかも、サラサラじゃなければすぐに鼻詰まりを起こし口呼吸を余儀なくされて喉を傷めてろくに会話すらできない。
こんなあんちきしょーな病気ですが治療する方法は多々あります。
薬物療法と手術療法。この二つなんですが私自身も症状がかなり重いほうなので一応一通りできる施術は受けてきたので様々な療法について効き目。つらさ。などを本当の本当に正直な感想を書きたいと思います❕
まず、薬物療法について
大半のアレルギー患者がこの治療を受けていますよね。
アレルギー専門の病院に行くとまず間違いなくこの治療しかしません。
最初に症状の診断をして、それぞれの患者の症状の
重さや年齢に応じて処方箋をだし、点鼻薬や代表的な薬であればアレグラなどを
主に患者の方に与える形です。
一番患者の体に負担がなく、有効的にアレルギーの症状を抑えれるのでこの方法を
行います。
よく、病院に行く暇がなく薬を薬局で買おうか迷っているが市販のものは効果がないって効いているから悩んでる。ということを耳にしますが正直なところそこまで大きな差はないと個人的には思います。確かに、市販薬と病院でもらう薬は効果が同じようなものでも中に含まれている成分などが違ったり、医師の判断で処方されるものなので効果に若干の差が出ることは間違いありませんが、先ほど書いた通り完治はほぼしないものなので症状を和らげるという点では市販薬のみの服用でも十分な効果はあるとおもいます。
ちなみに僕のおすすめはアレグラです。他の漢方薬や点鼻薬。アレルギー薬を飲んできましたがやっぱり無難なアレグラに戻ってきちゃいますね(笑)
次に、効果的な手術について
こちらに関しては対象年齢15歳以上ですかね?(笑)ちょっとそこらへんは
医者じゃないのでわかりませんが、幼いお子様はあまりしないほうがいいかもというかできないかもしれないです。
まず、この手術に関しては様々なものがあり、何個か実体験を踏まえたものを
紹介していきたいとおもいます。
私がやった手術その1;炭酸ガスなどによるレーザー治療
アレルギーがひどくて手術を考えてる方は最初にこちらの手術を行うことをおすすめします。料金的にも格安で済みその日に帰れます。というか段階的にはここが手術に踏み出す入り口といったところでしょう。
まず、このレーザー治療を受けるにはこの施術を行っている耳鼻科に行かなくてはなりません。(必ず予約が必要になるので早めに行って医師と相談されることをお勧めします)
どの耳鼻科でもやっているということではなく、やっていないところも普通にあります。
どの耳鼻科が対象かわからないといった場合は、地元の耳鼻科をインターネットで調べてみるのが一番わかりやすいと思います。大体手術を行っている所はその耳鼻科のホームページなどに施術に関しての内容などが書いてあると思うので。
もし、どうしてもわからない場合は担当医に行っているかどうかを確認するのもいいでしょう。
ここからは内容に関して記していきます。
詳しい内容はこちらから➡
https://toda-jibika.jp/%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%BC%E6%B2%BB%E7%99%82
*痛みを伴う場面は100%をMAXとしてパーセンテージで記していきます。(笑)
内容;
1、初めに鼻の状態を確認して、麻酔薬をたっぷり染み込ませたガーゼを大量に詰め込まれます。(痛20%)
完全に鼻をマヒさせるために結構な量を詰め込まれるので少し涙が出るくらいの痛みです。(;'∀')
詰め込まれた後は、大体数十分間ほかの部屋で待機させられます。
2、ある程度時間がたった後、呼び出されて麻酔の状態を確認するとそこで焼却のお時間が始まります。
鼻に詰め込まれたガーゼを取られ、鼻の中にレーザーを噴射する器械(細長いもの)を入れられて、「痛いときは遠慮なくいってくださいね」と言われます。これを言われるときは大体嫌な予感がしますよね(笑)歯医者でも同じことを言われますがあのセリフは今でも嫌いです(;^ω^)
で、実際手術をすると結構すごいです。鼻の中が焼かれているって感じがビンビンに感じ取れます。もうあまり覚えていませんが硫黄っぽいなんか変な匂いがして上あごが”ガタガタガタガタ”と勝手に動きます。なので焼かれるときは少し口を閉じていたほうがいいと思います。ガタガタ揺れるとおそらく痛み倍増です。私の場合はそのガタガタを抑えるためにしかめっ面にならない程度に思いっきり食いしばってました(笑)
(痛45%)
3、施術が終わった後はまたガーゼを入れられて待機します。
なんだこんなもんかよかった。。と思いきや最後のガーゼ抜くのがやはり痛い❕❕
粘膜も焼かれてダメージ蓄積された状態で何回かガーゼを入れたり抜かれたりするのでまぁ痛いです。多分ここが山場ですね。ちなみに痛みレベルは55%です。
ここが終わった後はもうすぐに帰れます。大体ここまででかかる時間はおよそ1~2時間だったと思います。
ちなみにこのレーザー治療は効果が1年か2年ほどまでしか無いので定期的に2年ほどたったら通わなくてはなりません。
そして、施術後は3日から一週間ほどは徐々に薄まりますが、手術の影響で今までにないくらいアレルギー反応が強くなります。これはかなりつらいです。。鼻水が滝のように流れてきます。私はあまりの鼻水の量に戸惑い、とりあえず鼻にティッシュを詰めてマスクしてました。*1
職場に休みの日程を手術の日のみしかとってなかったので、とりあえず滝のような鼻水に耐えながらいくつものマスクと鼻に詰め込んだテッシュを犠牲にして死ぬ思いをしながら働きました。(この時の鼻水はマスクもティッシュも余裕で貫通してきます。。)
なので、この手術をする際は最低3~4日は休日をいただいたほうが無難だと思います。👍
あ、ちなみに私のこの手術の効き目は3週間でした。。
どれだけひどいんだよって話ですよ。。。神様恨んでやる(´;ω;`)
私がやった手術その2;
下鼻甲介切除術(粘膜下下甲介骨切除術)・後鼻神経切断術・鼻中隔矯正術
この治療は主にアレルギー重症者がやるもので、大型の医療施設への紹介状が必要になります。(上記と一緒で手術予定日を先生と話し合うので早めの受診を)
かなり大きな手術なのでやりたい方は行きつけの担当医にその意をつたえてください。
上記に3つほど手術の名前を書いてありますが、大体この手術を行う人はこれらの手術をセットで一回の手術に組み込まれます。
手術の説明を簡単に行うと、下鼻甲介切除術(粘膜下下甲介骨切除術)と鼻中隔矯正術
は、ほとんど同じようなもので内容は鼻づまりがひどい方は鼻の骨が曲がっている方が
多くてその曲がった骨が奥のほうで腫れた粘膜とくっついちゃって空気の通り道をふさいじゃってるからみたいなんです。なのでこの骨を削るか切除するかはわからないんですがどちらかをして、鼻の骨の形成を正し鼻に空気の通り道を作ることが目的の手術のようです。
そして、もう一つの後鼻神経切断術はまぁ、名前で大体わかると思いますが鼻の中にある鼻水を生成する専用の神経をある程度切って鼻水を出しにくくするもののようです。
詳しくはこちらから↓
https://kosei-hp.or.jp/examination/otorhinolaryngology4.html
ではここから実体験を踏まえた内容とその他について書いていきます。
内容;
この手術に関しては大きいものになるので全身麻酔を行います。
内容って言ってもすぐに手術室に入ったらすぐに全身麻酔で眠らされるので起きたら
手術は終わってる状態です(笑)
術後なんですが手術が終わったらすぐに麻酔は切れて目が覚めます。
で、この手術なんですがここまではまったく痛くも痒くもなくレーザーよりも
簡単に終わってしまうのですがこの術後が地獄なんです。。。(;´∀`)
まず、麻酔が覚めた瞬間は正直意識が朦朧としており、体のだるさからほとんどの人は一度眠ってしまうと思います。眠ってしまっている間はいいのですが夜になり目が覚めるとヤバいです。とにかくヤバいです(笑)
私は大きな手術はこれが初めてなのですこし全身麻酔だってことで甘く見ていました。
何がやばいかと言いますと、頭痛、鼻血、体のだるさ、鼻の痛み。高熱。もうこれが
いっぺんに3~4日間は降りかかってきます。汗
まぁ、それはそれはキツイこと。。
術後にすぐ気づくと思いますが鼻の中にはレーザー治療の時の比じゃないくらいガーゼが詰め込まれています。もうこれ頭の中までガーゼ届いてるんじゃないの?ってくらい入ってます。(笑)
そして、そのガーゼは術後経過を見るため何度も詰め込まれては抜き取られ詰め込まれては抜かれをまぁなんども繰り返されます。はい、あの地獄の体験を何度も繰り返されるのです。そしてその間鼻血は止まらず、当時私も一瞬これ血無くなるんじゃないのって思ってました。
そのなこんなで地獄の一週間を過ぎ、2~3日ほどたった頃鼻に変化が起こり始めます。
その変化とはそう!!鼻で気持ちよく息ができるんです!!!!
当時、ガーゼが完全に取られたときは感動のあまり先生と握手を交わしたことは今でも忘れません(笑)
いままで憎きアレルギーに苦しめられてきた私の中では本当に歴史的瞬間と言ってもいいくらいの感動がありました。多分同じ経験をされてきた方はこの気持ちがわかると思います。
ちなみに、この手術も継続期間は個人差があるようですが数年は持つそうで時がたつにつれ、切断した神経がまた伸びてきて鼻水の症状は出るとのこと。しかし、並行して行われた鼻中隔手術で曲がった骨はきちんと正しい形に戻っているので鼻づまりに関しては、ほぼ永遠におさらばと言っても過言ではないでしょう❕
そして、皆さんが気になっていると思われる一番の問題金額についても
書いておきたいと思います。
これだけ全身麻酔も使った大掛かりな手術なら、それ相応にお金がいるんじゃないかと
思われると思いますが正直な話そんなに料金はかかりません。
私も当時手術をする際、インターネットで調べて金額を見ており、記載されたものでは何十万もすると書いてあったので手術の前は、お金をためて何十万か持って病院に足を踏み入れました。(笑)
で、実際料金は先払いなので、払いに向かうと掲示された金額はネットで書いてあった
ものの半分以下でした!あまりの驚きに金額について領収書を見てみると、領収書には医療の点数のようなものがビシバシと書いており、まぁ要するに保険がすごく助けてくれたということみたいだったんです。(すいません。金額の詳細については忘れてしまいました汗)
そして、術後の定期健診では、診察のみなので一回の診察で数百円というのがほとんどでした。
なので、あまり心配しなくても大丈夫だと思います!!
一応詳細などについては担当医に尋ねてみて下さい!丁寧に教えてもらえると思いますよ。
えー、今回はここらで締めます。記事を読んでいただきありがとうございました。
今後もテアトル日記をどうぞよろしくお願いいたします。
小言:
ちなみに私は、この手術をして、鼻づまりに関しては完全に起こらなくなりましたが
鼻水は今でも出続けています。大半の方はレーザーで改善され、それでも効果がない方は上記の手術でほぼ効果てきめんらしいですが、私のように鼻水だけは出続ける人もいることも知っててください!(笑)
もうこれは、体質の問題なので仕方ありません(´;ω;`)
わたしは、これからもアレルギー達と共に人生を歩んでいきます。
*1:+_+